顎口腔機能障害(噛み合わせ治療) | Occlution

顎口腔機能障害(嚙み合わせ治療)

歯科の病気は「細菌感染由来」と「力の負担によるもの」の大きく2つに分けられます。
食いしばりや頬杖やうつぶせ寝などの生活習慣の乱れから口・顔・全身の非対称が起き、顎関節症・歯列不正・舌痛症・頭痛・知覚過敏・睡眠時無呼吸症候群・歯の動揺などの症状を起こす方が増えてきています。
これらの「口腔に異常な力の負担」によって起こる疾患は「顎口腔機能障害」といい、歯科では虫歯・歯周病に次ぐ「第3の疾患」と言われています。「顎口腔機能障害」は、生活習慣病の一種として捉えられ、体の健康にとって見過ごすことのできない疾患となっています。当院では、全身の状態や生活習慣なども踏まえ原因をしっかりと診察し、顎口腔機能障害の改善を目指してまいります。

嚙み合わせとは?

噛み合わせとは?

噛み合わせは、私たちの体全体を支える土台のようなもので、リラックスして良く噛める嚙み合わせは体の支えとなります。
毎日使う歯は、包丁と同じように少しずつすり減っていきます。すり減った歯で無理に噛むと、歯や歯茎、顎の関節を傷つけてしまい、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。また、よい噛み合わせは、歯だけでなく、顎の関節や筋肉などにも負担をかけず、健康な状態を保つためにとても大切です。

こんな悩みはありませんか?

以下のような悩みがある方は、咬合治療の対象となる可能性が高いです。

  • お口を大きく開けると顎が鳴る(顎関節症)
  • 詰め物や被せ物が割れたり、外れたりする
  • ものが噛みにくい
  • 歯ぎしりがひどくなった
  • 慢性的な肩こりや頭痛がある
  • 顔や体が歪んでいる
  • 歯がすり減っている

噛み合わせが悪化する原因

噛み合わせが悪くなる原因は、大きく分けて二つあります。一つは、生まれつき顎の骨の形などが少し違うなど、遺伝的な原因。もう一つは後天的な原因で、たとえば指しゃぶりや頬杖、歯ぎしりなどの癖や、歯周病や虫歯などによる歯の喪失などが挙げられます。

遺伝などの先天的原因

  • 家族に歯並びや噛み合わせが悪い人がいる
  • 顎のバランスが悪い
  • 歯のサイズが大きい、または小さい
  • 歯の本数が多い、または少ない

など

生活習慣などの後天的原因

  • 指しゃぶりがある
  • 口呼吸をしてしまう
  • 口を開けている状態が多い
  • 歯を舌で押す癖がある
  • 咀嚼が少ない
  • 唇や爪を噛む癖がある
  • 姿勢が悪い

など

コーディネーターによる生活習慣指導

コーディネーターによる生活習慣指導

当院には、噛み合わせに精通した歯科衛生士が多数在籍しています。「力のコーディネーター」として、患者様の生活習慣や食生活をもとに、噛み合わせの指導を行ってまいります。

スプリント(マウスピース)を使った咬合療法

スプリント(マウスピース)を使った咬合療法

顎関節症の改善や顎の位置のズレを戻すためにスプリント(マウスピース)を使用して治療を行います。患者さんにそれぞれ病状や骨格に合わせて最適なマウスピースを選ぶ必要があり、しっかりとした検査と治療方針の立案が重要になります。

治療の流れ

step 1

Step1

カウンセリングを行い、症状や生活習慣などについて伺います。

step 2

Step2

歯や顎の骨の状態を確認するため、レントゲン撮影や歯科用CT撮影を行います。また、噛み合わせの状態を検査するために咬合検査を行います。

診察

Step3

検査結果に基づいて診断を行い、患者様に合わせた治療計画を立案してまいります。

step 4

Step4

治療計画に同意いただければ実際に治療がスタートします。
治療後は、定期的なメンテナンスを行い必要に応じて咬合の再構成を行っていきます。

CONTACT

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※予約治療受付時間 9:00〜12:20/14:30〜18:00
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